食品安全情報blog過去記事

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飼い葉桶に干し草がない?

No hay in a manger?
Thursday 22 December 2011
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2011/dec/bite7
クリスマスに世界中で使われ続けているキリスト生誕の場面では家畜と干し草の散らばった畜舎が描かれるが、現在の畜産は干し草のみでは持続可能ではない。FSAの雑誌Biteの最新号は動物飼料の問題について取り上げている。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/publication/bitewinter11.pdf
家畜飼料はヒトの食べる食品の安全性という意味でも重要。
世界の耕作地の1/3は飼料生産のために使われ、EUで使われる飼料の85%はGMまたはGM由来である。
EUではしばしば飼料のダイオキシン汚染事故がおこっている。
BSEの問題を受けて動物由来タンパク質の飼料への使用が禁止されているがBSEのリスクがなくなってきたため、どの動物タンパク質をどの動物に与えることができるか検討中。