食品安全情報blog過去記事

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重油流出事故後の湾岸のシーフードは食べても安全

Gulf Seafood is Safe to Eat After Oil Spill
January 11, 2012 by FDA_Voice
By: Michael R. Taylor, J.D.
https://blogs.fda.gov/fdavoice/?tag=gulf-seafood
FDAの公式ブログ。
今週魚類野生生物局がDeepwater Horizonの重油流出事故による自然資源傷害回復計画案について一連の公開会合を開始する。この議論により湾岸シーフードは食べても安全かという疑問が出てくるだろう。答えは安全である。湾岸のシーフードは事故の前と同じくらい食べても安全である。
事故後FDAとNOAAとEPAと湾岸各州は健康上の懸念となる多環芳香族炭化水素(PAH)のレベルについて議論し合意した。検査の結果基準値以下であれば食べても安全である。これまで1万以上のシーフードを検査し結果は基準値の100分の1から1000分の1であった。
検出された量では、皮を剥いたエビは63ポンド(大きなエビ1575匹)まで、牡蠣は5ポンド(130個)、魚は9ポンド(188オンス)毎日5年間食べて懸念レベルに到達しない。
シーフードのサンプリングには最初にスクリーニング検査を行い、その結果が懸念レベルの50%以内であればより正確な2回目の検査を行った。
詳細については以下から
Gulf of Mexico Oil Spill Update
http://www.fda.gov/Food/FoodSafety/Product-SpecificInformation/Seafood/ucm210970.htm