食品安全情報blog過去記事

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人々が健康的な生活をすることを助ける:公衆衛生の将来

Helping people live healthier lives: the future for public health
23 January, 2012
http://www.dh.gov.uk/health/2012/01/future-for-public-health/
Andrew Lansley保健大臣の発表。
公衆衛生が66の健康指標をもとに改善されたかどうか、必要な対策は何かを判断されるようになる。
地方の健康当局は指標の改善に応じて予算を獲得できるようになる。
指標には、5才未満の子どもの虫歯の数、体重、母乳で育てている女性、65才以上の転落、喫煙率、心疾患や脳卒中による死亡などが含まれる。
さらに公衆衛生責任協定により食品には人工のトランス脂肪酸や塩が少なくカロリーが表示されていて人々が健康的な選択をしやすいようになっている。

  • 公衆衛生の成果枠組みは望ましい成果を定める

Public health outcomes framework sets out desired outcomes
22 January, 2012
http://www.dh.gov.uk/health/2012/01/public-health-outcomes/
測定対象となる望ましい指標
Healthy lives, healthy people: Improving outcomes and supporting transparency
23 January, 2012
http://www.dh.gov.uk/en/Publicationsandstatistics/Publications/PublicationsPolicyAndGuidance/DH_132358
高次目標は2つで、健康寿命の増加とコミュニティー間の寿命や健康寿命の格差を減らすこと。
そのためにより詳細な指標が定められている。
幅広い健康の決定因子を改善する、という部門では子どもの虐待防止や16-18才で教育を受けていない子どもを減らす、貧困対策などがあげられている。
健康増進については出生時の低体重や母乳、喫煙、自傷、体重、運動、飲酒、がん検診などがある。
健康保護分野では大気汚染、ワクチン接種率、結核を最後まで治療する、HIV感染予防など
公衆衛生と早期死亡予防については乳児死亡率、がん死亡率、自殺などを指標にあげている。死亡率については75才以下が重要。