食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より

  • 重油流出事故後のメキシコ湾の牡蠣の重金属濃度が高い

Scientists find higher concentrations of heavy metals in post-oil spill oysters from Gulf of Mexico
18-Apr-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-04/caos-sfh041812.php
事故の前後で比較したところ、バナジウム、クロム、コバルト、鉛の濃度が貝殻、えら、筋肉で多かった
Deepwater Horizonの重油流出事故から2年近くが過ぎ、湾内の生物への影響を調べているカリフォルニア科学アカデミーのPeter Roopnarine博士らのチームが予備的結果を発表した。(まだ学会発表のみのよう)

Life expectancy and healthy life years in the European Union, 2008-2010
19-Apr-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-04/ind-le041812.php
4月19日にEuropean Joint Action on Healthy Life Years (EHLEIS)の最初の年次会合で発表された。
EU27か国の男性は2009年の健康寿命61.3で、出生時余命76.7才の約80%になる。女性は82.6才の75%の62年。
2010年に男性で最も寿命が長いのはスウェーデンの79.6才で最短はリトアニアの68才。健康寿命が長いのもスウェーデンの男性で71.7年で最短はスロバキア共和国の52.3年と約20年も差がある。
2010年の女性については寿命が最も長いのはフランスとスペインの85.3才で最短はブルガリアの77.4才。健康寿命が最大なのはマルタの71.6才で最短はスロバキア共和国の52.1年と男性の場合と同様約20年も差がある。
寿命の男女差が最も大きいのはリトアニアの10.9年、最短はスウェーデンの4年。健康寿命の男女差についてもリトアニアが最大で4.6年、最短はスロバキア共和国の0.2年。

  • 中国で世界初のハンドメードクローンでトランスジェニックヒツジが生まれた

World's first handmade cloned transgenic sheep born in China
19-Apr-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-04/bs-wfh041912.php
世界最大のゲノム機構であるBGIが、中国科学アカデミーや石河子大学と協力して動物のクローン作成に画期的進展を遂げた。3月26日に「ハンドメードクローニング(HMC)」で遺伝子組換えヒツジPeng Pengが生まれ、正常に発育している。
Peng Pengにはω3多価不飽和脂肪酸関連遺伝子が組み込まれていて、HMCは産業レベルでの生産を目指すための単純化した低コストでできる方法である。将来ω3多価不飽和脂肪酸の多いミルクや肉が市販されるようになるかもしれない。

  • 肥満と痩せすぎは妊娠中のリスク

Obesity and extreme slimness cause risks in pregnancy
19-Apr-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-04/f-sf-oae041912.php
Journal of Maternal-Fetal and Neonatal Medicine に発表された3000人以上の妊婦についての新しい研究で確認された。肥満の場合は高血圧や糖尿病、グループB連鎖球菌定着、帝王切開、巨大児、子どもの死亡などのリスクが高い。痩せすぎは羊水減少と低出生体重児のリスクが高い。

  • 死について考えることがどのようにして良き人生を導くか

How thinking about death can lead to a good life
19-Apr-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-04/sfpa-hta041912.php
死ぬことに気がついていることが物理的健康を促進し我々の目標や価値の優先順位付けに役立つ。意識していなくとも、たとえば墓地を散歩するようなことでも、良い変化をもたらし他人を助けることを促進する。
Personality and Social Psychology Reviewの今月号に発表された研究。
(がんリスクの話をするときにはこれがとても重要なんだけど難しい。ヒトは必ず死ぬもので、その人生の終わりのほうで大きくなってくるがんのリスクに対してどれだけリソースをつぎ込むべきなのか。どんなに二次試験対策を必死にやってもセンター試験で足きりされたら意味がないわけで、しかも時間は限られている。リソースの配分が大事、というのは理解しやすいかなぁ)