食品安全情報blog過去記事

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2012年5月8日の議題

COT agenda and papers: 8 May 2012
http://cot.food.gov.uk/cotmtgs/cotmeets/cotmeet2012/cotmeet8may2012/cotagenda8may2012
・0-12ヶ月の乳児の補助食に関する化学物質と食物アレルゲンについての包括的声明案
http://cot.food.gov.uk/pdfs/tox201214.pdf
ビスフェノールA、フタル酸、メチル水銀、カフェイン、アルコール、ダイオキシンのような古くから知られているPOPsについては現在評価する必要はない(既に評価されている、暴露量が少ない等の理由)。検討が必要なのはビタミンA、アルミニウム、大豆植物エストロゲン、最近POPsに分類されたもの。さらに鉛と臭素化化合物。
・乳児食の高濃度鉛について
http://cot.food.gov.uk/pdfs/tox201215.pdf
ミルクの中で最も鉛濃度が高いのは豆乳で、9.59±19.58 μg/L、全乳ベースのミルクが6.21 ± 11.28 μg/L、スキムミルクベースのミルクが4.36 ±8.36 μg/L、ついで乳清タンパクミルク3.42 ± 6.91 μg/Lやカゼインミルク3.26 ±7.32μg/L。母乳は平均1.6μg/L(地域による)。
英国の乳幼児の栄養調査DNSICが2013年2月に発表される予定。
・乳児食の高濃度ビタミンAについて
http://cot.food.gov.uk/pdfs/tox201216.pdf