- シンジェンタがアトラジン訴訟で和解
C & ENニュース
Syngenta Settles Atrazine Suit
June 4, 2012
http://cen.acs.org/articles/90/i23/Syngenta-Settles-Atrazine-Suit.html
シンジェンタが、中西部のいくつかの公共水システムに飲料水からアトラジンを除去するための費用として1億500万ドルを支払うことで合意した。これは8年に渡る裁判の費用と不確実性を終わらせるためである。
シンジェンタからのプレスリリース
Syngenta settles atrazine litigation in the USA
Basel, Switzerland, May 25, 2012
http://www.syngenta.com/global/corporate/en/news-center/news-releases/Pages/120525-1.aspx
- 「数％しか有効性のない医療はもうやめます」アメリカの医療費削減キャンペーンの衝撃
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35340
ひどい記事だと思う
以前拾ってたニュースなので。
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20120409#p6
http://choosingwisely.org/?page_id=13
患者にとってむしろ有害な検査や処方を止めろという話なのに。
たとえば筆者が
「中等度の副鼻腔炎（いわゆる『蓄膿症』：鼻づまりや頭痛を起こす）に対して、1週間以上症状が続いている場合、または症状が軽快しかけたあとに悪化した場合を除いて、抗生物質を処方してはならない」
と紹介しているのは
「急性の軽度から中程度の副鼻腔炎にルーチンで抗生物質を処方しない」
Don’t routinely prescribe antibiotics for acute mild-to-moderate sinusitis unless symptoms last for seven or more days, or symptoms worsen after initial clinical improvement
であって、中身をさらにみれば、アレルギー性鼻炎やウイルス性鼻炎には抗生物質は効果がないからだということが明確にわかるはず。
http://consumerhealthchoices.org/wp-content/uploads/2012/04/ChoosingWiselySinusitusAAAAI.pdf
医療問題を不正確で感情的に報道することがどんなに有害か、医者ならわかるだろうに。
いい加減な情報を読むくらいなら全くないほうがまし。
