食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

塩安心してお召し上がりください!

汚染物質課 2012.08.30
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=2&seq=18480&cmd=v
食品医薬品安全庁食品医薬品安全評価院は ‘11年国内流通塩のダイオキシン類汚染実態及び我が国の国民の塩からのダイオキシン暴露量を評価した結果、非常に安全な水準だった。
ダイオキシン排気ガス, ごみ焼却などで環境中に存在する汚染物質で人体暴露量の 90% 以上を食品が占める。
食品医薬品安全庁は塩のダイオキシン自主基準を 3pgTEQ/gに設定して管理しているが, 国内流通塩のダイオキシン実態の調査は今度が初めてである。
調査方法は ‘11年国内大型マート, デパート及びインターネットなどを通じて流通している塩総 101件を対象に塩類型別にダイオキシン類汚染を測定し、我が国の国民の塩からの暴露量を算出した。
※塩類型 : 天日塩, 再製塩, 焼き・溶融塩, 精製塩, その他塩, 加工塩
ダイオキシン類 : ダイオキシン(PCDD/Fs 17種) 及びダイオキシン様 PCBs(12種)測定
国内流通塩のダイオキシン類汚染を測定した結果平均 0.17~0.30pgTEQ/gで, 我が国の塩の自主基準である 3pgTEQ/gよりずっと低い。
塩類型別ダイオキシン汚染度は大きな差はなかった。 天日塩は平均 0.3pgTEQ/g, その他塩 0.26pgTEQ/g, 再製塩 0.24pgTEQ/g, 精製塩と加工塩 0.23pgTEQ/g,焼き・溶融塩 0.17pgTEQ/gだった.
塩による我が国の国民のダイオキシン暴露量は 0.009 pgTEQ/kg bw/dayで人体安全暴露基準である 4pgTEQ/kg bw/dayの訳 0.2%に過ぎず非常に低い。
参照で食品からの我が国の国民の 1日ダイオキシン暴露量は 0.16pg TEQ/kg bw/dayでアメリカ(0.54pg TEQ/kg bw/day), 日本(0.84pg TEQ/kg bw/day), ヨーロッパ連合(0.57〜2.54pg TEQ/kg bw/day) などの諸外国に比べて低い。
塩からのダイオキシン暴露量は食品全体の5.6%