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栄養成分表示:アメリカ人が心臓に健康的な選択をするのを助ける

The Nutrition Facts Label: Helping Americans Make Heart-Healthy Choices
Feb. 5, 2013
http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm338313.htm
2月はアメリカの心臓月間である。FDAはあなたが心臓に健康的なライフスタイルを達成できるよう手伝うツールを持っている。栄養成分表示をよばれるもので、全ての包装済み食品や飲料についている。栄養成分表示は今年21年目で、あなたが食べる食品から得られる各種栄養成分を知るのに役立ち、あなたの長期的健康に影響する可能性のある商品を選択するときに食品を比較するガイドとなる。
あなたの心疾患リスク削減のために一日摂取量に占める割合(%DV)を使おう
米国成人の約1/3、7500万人、は高血圧で、さらに7800万人が将来高血圧になる可能性のある高血圧予備軍である。高血圧は心臓の負荷を大きくし、心疾患につながる可能性がある。心疾患は米国の男女の第一の死因である。
ナトリウム、総脂肪(特に飽和脂肪とトランス脂肪)、コレステロールの摂りすぎは高血圧と心疾患のリスクを高くする。栄養成分表示の%DVを用いてその食品一食分のこれらの栄養素が多いか少ないかを判断するガイドにできる。一般的には5%以下なら少なく、20%DV以上なら多い。
高血圧と心疾患の全体的リスクを減らすためには、毎日ナトリウム、総脂肪、コレステロールの100%DVを超えないようにする。ナトリウムの1日摂取量は2400 mg以下で、高血圧や糖尿病、腎臓病、アフリカ系アメリカ人、51才以上の人は1500 mg以下である。脂肪は1日65g、コレステロールは300mg以下である。総脂肪やコレステロールの一日摂取量は1日の食事のカロリーが2000の場合を基準にしているので、あなたの必要なカロリーは違うかもしれないことに注意。
栄養成分表示にある%DVを利用して毎日の食事で心臓に健康的な選択ができる。