食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

DCD更新:検査で製品中のDCD分布予想確認

DCD Update: Testing confirms expectations of DCD distribution in products
Thursday 21 February 2013
http://www.mpi.govt.nz/news-resources/news/dcd-update-testing-confirms-expectations-of
一次産業大臣はニュージーランドの乳製品中のジシアンジアミドについての広範な検査結果を発表した。2012年11月半ば以降、ニュージーランドの農場で集めたミルクからDCDは検出されていない。
2012年6月1日以降に製造された乳製品について1994の検査結果が報告された。この数は国による検査と企業による検査の合計である。検査対象はDCDが散布された地域で、2012年6月1日から2012年9月28日がDCDの散布時期である。DCDが検出された検体は371件で、最後に検出されたのは2012年11月12日製造のものである。2012年11月13日以降に製造された602検体からは検出されていない。最も高濃度検出されたのは2012年8月9日製造のスキムミルク粉末で2.4ppmである。1ppmを超過していたのは1994健太意中9検体のみである。これらの検体は水分を除いた濃縮製品で、濃縮されたまま消費されることはない。液状ミルクに換算すると全ての結果は1ppm以下である。