食品安全情報blog過去記事

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ウマ肉:あらゆる点で吟味

Horsemeat: testing times for all
Posted by Andrew Wadge on 22 February 2013
http://blogs.food.gov.uk/science/entry/horsemeat_testing_times_for_all
牛肉のウマ肉検査についての2月7日のブログへのコメントに感謝する。
FSAのウェブサイトでは最新のものを含む検査結果を公開している。(http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/feb/results-second
何故FSAが肉は安全だと言えるのか、あるいは安全だと「保証」できるのかというコメントがあった。我々はどのような食品についても100%安全だと保証することはない。しかしながら、我々の持っている根拠をもとに、ウマ肉を含む牛肉製品に消費者の安全上のリスクはないことを強調する。ウマ肉が他の肉より安全性が高いことも低いこともない。しかしフードチェーンに入ることは認められていないウマによく使われる医薬品dねあるフェニルブタゾンについては、検査を行っている。フェニルブタゾンは約3万人に1人に重大な副作用が出ることがわかってヒトでの使用のほとんどを禁止された。しかしこれまでのFSAの検査で検出された濃度では、最大量でもヒトへの使用量の千分の一である。ウマ肉が混入していることがわかった製品でフェニルブタゾンが検出されたものはない。。このことは、もしウマ肉混入製品を食べたとしても健康を損なうリスクは極めて小さいことを示唆する。従って我々は消費者に対して食品安全上のリスクはないと説明している。
しかしこれが許容できないことでフードチェーンの安全保証に穴があることを示すものであることには同意する。そのため警察も関与して緊急調査を行っている。