食品安全情報blog過去記事

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  • 体脂肪計:正しく計れている(いらっしゃい)?

Body Fat Scales: Step Right Up?
by Berkeley Wellness | February 26, 2013
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/diet-weight-loss/article/body-fat-scales-step-right
定期的に体重を計る過体重のヒトの方が減量や維持に成功しやすいという研究報告がある。しかし特別な体重計がさらに有利か?
体脂肪計は生体電気インピーダンスと呼ばれる技術を利用している。通常体脂肪計は抵抗と身長や体重、年齢などから計算する。問題はしばしば不正確だということである。水分や運動、皮膚の堅さなどが結果に影響する。そもそも体脂肪率を知る必要があるのかどうか。確かに多重だけでは筋肉が多いのか脂肪がどのくらいなのかはわからないが、体脂肪はどのくらいが理想的なのかは広く受け入れられている基準はない。さらに脂肪がどこにあるのかのほうが重要である。一方体脂肪計は系zくてきに測定することで傾向を知って減量のモチベーションにすることができるという主張もある。
バスルーム用の体重計を買うなら、ちゃんと計れるものなら何でも良い。見た目やその他の機能は必ずしも必要ない
(体重計と料理用の計りって必要なスペックは違うよね?それと同じで線量計も何が知りたいかで必要なものは違う。1ベクレル単位で計って何がしたいの?)

Natureニュース
Cholesterol limits lose their lustre
26 February 2013
http://www.nature.com/news/cholesterol-limits-lose-their-lustre-1.12509
心臓の健康のための改訂ガイドラインは目標値をもとにしたアプローチから離れる
コレステロール濃度を厳しく監視することが心臓発作予防のための最良の方法ではないかもしれない
今年後半米国国立心肺血液研究所が臨床ガイドラインの改定を予定している。現在ATP IIIが使われていてこれまで徐々にLDLの目標値を下げてきたがATP IVでは変わる可能性がある。リスク要因を下げることが単純にリスクを下げると言えなくなった。
(何のための指標かは常に問い続ける必要がある)