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食品添加物としてのステアロイル乳酸ナトリウム(E 481) とステアロイル乳酸カルシウム (E 482)の再評価に関する理由付き意見

Scientific Opinion on the re-evaluation of sodium stearoyl-2-lactylate (E 481) and calcium stearoyl-2-lactylate (E 482) as food additives
EFSA Journal 2013;11(5):3144 [35 pp.].
13 May 2013
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3144.htm
1974年にJECFAがADI 20 mg/kg体重/日を設定し、1978年にSCFがこの値を承認した。ANSパネルはラットでの1年間の試験におけるNOAEL オスで2214 mg/kg体重/日、メスで2641 mg/kg体重/日から、不確実係数100を用いてADI 22 mg/kg体重/日とした。主な暴露源は風味付き発酵乳製品やベーカリーなどで、平均では高齢者を含む全ての成人集団でADI以下であると推定される。ただし平均値では他の集団で、高暴露群では全ての集団でADIを超過する。