食品安全情報blog過去記事

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香港とWHOは伝統医学を前進させる

HK, WHO advance traditional medicine
October 28, 2013
http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/10/20131028_173443.shtml

  • 保健長官がWHO会議に参加

Health chief to attend WHO meeting
October 27, 2013
http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2013/10/20131027_162933.shtml
Dr Ko Wing-manはマカオで開催される2014-2023 WHO伝統医薬品戦略履行のためのWHOハイレベル会議に参加。Dr Margaret Chanが基調講演を行いDr Koが中医の開発努力の概要を示す

(たとえばこういう記事で渡辺賢治慶応大教授が

漢方独特の診断法普及へ IT活用で支援システム
熊本日日新聞 2013年10月25日朝刊掲載
http://qq.kumanichi.com/medical/2013/10/post-2247.php
漢方は、ルーツは中国だが日本で独自に発展した。「その結果、中国や韓国の伝統医学と違い、西洋医学を学んだ医師が漢方を用いるという質の高い医療が行われている上、日本製の漢方薬は品質が安定し安全性も高いという特長があり、世界に積極的に発信できる可能性がある」と渡辺さんは強調する

というような極めて都合の良いことを言っているけれど、どう頑張ってももとは中国であること、WHOの事務局長が香港出身のDr Margaret Chanであることを考えると中薬より漢方が上などという主張が受け入れられる可能性は低いと思うのだけれど。)