食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

2013年科学10大ニュース

SMC
Top ten science stories of 2013
December 11th, 2013.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2013/12/11/top-ten-science-stories-of-2013/
1.ボイジャー太陽系を離れる
2.二酸化炭素量最大更新、ヒト活動の気候への影響かつてより鮮明
3.クローン技術によるヒト幹細胞作成
4.世界で最も高価な実験室産ハンバーガ
5.HIV陽性の「ミシシッピベビー」からHIVが消えた
6.精神疾患再定義(DSM-5)
7.マウスでヒト肝臓を育てた
8.リチャードIII世の骨発見
9.オーストラリアで絶滅したカエルの復活に成功
10.ニュージーランドの初期入植者の遺伝的多様性

1.1945-46年以来のひどい乾燥
2.妊娠女性にバイアグラ
3.首都の地震
4.水のフッ素添加が話題に
5.フォンテラの乳製品からボツリヌス菌が発見されたという騒動(結果的に間違い)
6.シュガーベビー研究(新生児低血糖の治療法)
7.キウイフルーツの病原体の配列決定
8.太陽系の外から来たニュートリノ検出
9.禁煙パッチと電気タバコはどちらも禁煙に有効
10.太平洋に世界最大の火山発見

Break the tyranny of the luxury journals’ – Nobel laureate
December 11th, 2013.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2013/12/11/break-the-tyranny-of-the-luxury-journals-nobel-laureate/
英国の新聞Guardianにノーベル賞受賞者のRandy Schekmanが、科学コミュニティに大して研究の質を評価するのに有名雑誌に依存するのをやめようと呼びかけた
「いかにしてNatureやCellやScienceのような雑誌が科学を毀損しているか」というタイトルの意見で、Schekmanは重要なのは雑誌のブランド力ではなく科学(論文そのものの)質であるとし、インパクトファクターを過剰に評価するのは間違いであると主張している。それについて専門家のコメントを集めた。
Natureの編集者も含めて、科学者のインパクトファクターへの過度の依存は間違っていると考えている。