食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

商業フライ用のダイズMON 87705オイルの安全性をカバーするためのEFSA-GMO-NL-2010-78申請についての科学的意見を補足する声明

Statement complementing the scientific opinion on application EFSA-GMO-NL-2010-78 to cover the safety of soybean MON 87705 oil for commercial frying
EFSA Journal 2013;11(12):3507 [9 pp.]. 17 December 2013
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3507.htm
この声明で、EFSAのGMOパネルは商業フライ用ダイズMON 87705油の安全性を評価するという欧州委員会(EC)からの要求に答えた。申請者らは食品中(サラダドレッシング・マーガリンとスプレッド・マヨネーズクラッカー・塩味スナック、ダイズ/ブドウ種子/ひまわり種子で加工された食品)の通常のダイズ・ブドウ種子・ひまわり油の全部あるいは一部をMON 87705大豆油に代替した場合の暴露評価を提供した。商業用と家庭用、またオイルがフライに使用されているかどうかは区別しなかった。EFSAのGMOパネルはECからのフライ用ダイズMON 87705油についての質問だけでなく他の食品への使用についても扱うこの暴露シナリオが最適と考えた。全てを代替するという、家庭と商業用両方での使用の最も保守的なシナリオで、EFSAのGMOパネルはダイズMON 87705油はヒトの健康と栄養に影響がないと結論した。パネルは食品と飼料の市販後モニタリング計画を勧めた。