食品安全情報blog過去記事

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エネルギードリンクは薬物使用と関連するか?

Behind the Headlines
Are energy drinks linked to drug use?
Friday February 7 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/02February/Pages/Are-energy-drinks-linked-to-drug-use.aspx
Mail Onlineが「エネルギードリンクを飲む十代はアルコールや薬物を2倍使用しやすい」と警告した。レッドブルなどのエネルギードリンクを定期的に飲む米国のティーンエージャーは喫煙や飲酒、薬物を使用する可能性が高いことを示唆する研究がある。この新しい研究は約22000の米国の中等学校生徒の全国を代表する大規模サンプルのエネルギードリンクやソフトドリンクの自主申告を評価したものである。13-18才の約1/3が毎日エネルギードリンクを、約半分弱がソフトドリンクを飲むと報告していた。エネルギードリンクの使用量が増えるに従ってアルコールや煙草、大麻アンフェタミンの使用が増加する傾向があった。しかしながらこの種の調査は因果関係を証明することはできず、関連はどちらの方向でもありうる。この研究はエネルギードリンクがティーンエージャーに適しているかどうか疑問を呈する。米国小児科学会は「エネルギードリンクに含まれるカフェインやその他の刺激物は子どもや青少年の食生活にふさわしくない」と述べている