食品安全情報blog過去記事

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栽培されたキノコのカルボフランの輸入トレランス設定と、カルボフラン、カルボスルファン、ベンフラカルブ、フラチオカルブの既存MRLレビューについての理由付き意見

Reasoned opinion on the review of the existing MRLs for carbofuran, carbosulfan, benfuracarb and furathiocarb and the setting of an import tolerance for carbofuran in cultivated mushrooms
EFSA Journal 2014;12(2):3559 [38 pp.]. 06 February 2014
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3559.htm
EFSAは、より高い値は急性毒性について消費者の懸念となるので、栽培された生鮮キノコの現在のLOQ 0.01* mg/kgというカルボフランのMRLを維持することを推奨した。ベンフラカルブとフラチオカルブのMRLsには変更無し。一方特に消費者の摂取量の多い食品には、カルボフランの毒性学的参照値の低さを考慮してデフォルトのLOQ 値0.01mg/kg以下のMRLsが必要である。