食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

食品と接触する物質として使用されるカオリン、ポリアクリル酸、ナトリウム塩の安全性評価に関する科学的意見

Scientific Opinion on the safety assessment of the substances, kaolin and polyacrylic acid, sodium salt, for use in food contact materials
EFSA Journal 2014;12(4):3637 [8 pp.]. 16 April 2014
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3637.htm
100nm未満の薄さになる粒子状のカオリンはエチレン−ビニルアルコール(EVOH)コポリマーに最大12%まで結合させても消費者の安全性の懸念はない。この物質は室温で最大6か月まで保存される食品と飲料に接触してプラスチック多層構造の内部層として使用される。粒子を含むEVOH内部層はカオリン粒子が食品に溶出するのを防ぐ機能性バリア越しに使用されるべきである。