食品安全情報blog過去記事

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新規食品/成分の市販後モニタリング:添加物ステビアに適用した方法論

Post-launch monitoring of novel foods/ingredients : Methodology applied to additive stevia
2014-05-08
http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2014/mei/Post_launch_monitoring_of_novel_foods_ingredients_Methodology_applied_to_additive_stevia
RIVMがどの食品にどのくらい加えられているかを監視する方法を開発した。
ステビア摂取量については「最悪シナリオ」と市場シェア25%の二つのシナリオで推定した。最悪シナリオでは新規食品成分が使用できる食品の全てに最大量入っていると仮定する。この場合子どもの5%以下成人の9%以下でADIを超過する。市場シェア25%のほうが現実的シナリオであるが、この場合ADI超過は子どもと成人の3%以下である。ADI超過による健康影響は不明。ステビアの使用量が増えることが予想されるので監視は継続する必要がある。