食品安全情報blog過去記事

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糖尿病患者にとっては2回たくさん食べる方が6回食べるより良い

Behind the headlines
Two big meals 'better' than six snacks for diabetics
Friday May 16 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/05May/Pages/Two-big-meals-better-than-six-snacks-for-diabetics.aspx
BBCニュースが「2型糖尿病の管理には少量を何回も食べるより朝食と昼食のみのほうが効果的かもしれない」と報道した。この報道は2型糖尿病患者で1日2回の食事のほうが1日6回少量ずつ食べるより12週間の後の減量と血糖値の低下が大きかったという小規模試験を伝えたものである。この研究は肥満または過体重の2型糖尿病患者54人に、2つの食事法を12週間に渡って交互に実施してもらった。どちらもカロリーは同じで(必要量マイナス500kcal)ある。この研究は比較的小規模で特定の人を対象にしたものである。さらに通常の糖尿病治療薬を使用し続けている。
結果はより規模の大きい長期の試験で確認が必要で、この結果が糖尿病でない人に当てはまるかどうかは不明である。
もしあなたがコントロールの悪い糖尿病であるなら医師に相談無しに食習慣を大きく変えることはすべきではない