食品安全情報blog過去記事

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その他

  • あなたはどれだけの砂糖を食べているか知っていますか?

Which?
Sainsburyの食事はティースプーン10杯分の砂糖を含む
Do you know how much sugar you're eating?
Sainsbury's meal contains 10 teaspoons of sugar
18 May 2014
http://www.which.co.uk/news/2014/05/do-you-know-how-much-sugar-youre-eating-366851/#?intcmp=HP.hero.large.2.wcunews.highsugarreadymeals.may18
WHOの新しいガイドライン案では1日に25g以上の砂糖を食べないことを薦めている。私たちはスーパーマーケットのすぐ食べられる食事に50g以上の砂糖が含まれることを発見した。
最も多かったのはSainsburyの甘酢チキンとライス。

  • 気の狂ったヒツジは「ヘロイン中毒のように」死ぬ

シドニーモーニングヘラルド
Crazed sheep die 'like heroin addicts'
May 16, 2014
http://www.smh.com.au/environment/animals/crazed-sheep-die-like-heroin-addicts-20140516-38dpr.html
ニューサウスウェールズの西部のヒツジ数百頭が有毒植物を食べて「ヘロイン中毒のように」頭を打ち付けて死んだ。山火事で苦しんでいる農家にさらにdarling peaの繁殖が追い打ちをかける。この固有の絶滅危惧種はもともとこの地域に少量存在したが、山火事後拡大した。Stephen and Louise Knightはこれまで800頭のヒツジを失った。Swainsona種のdarling peaは中枢神経系の酵素を攻撃して影響する

  • 製品レビュー:ココアパウダー、抽出物、チョコレート−フラバノール源

コンシューマーラボ
Product Review: Cocoa Powders, Extracts and Chocolate -- Sources of Flavanols
Initial Posting: 5/17/14
https://www.consumerlab.com/reviews/Cocoa_Powders_and_Chocolates_Sources_of_Flavanols/cocoa-flavanols/
一部の製品のカドミウムやカフェインが多い(もともとカカオにはカドミウムが多い)
ある製品は痕跡程度の量しかフラバノールが含まれない(多いものが100mg以上なのに対して0.03mg)など

  • 求む:動物と細胞の研究にもっと女性を

Needed: More Females in Animal and Cell Studies
Jennifer Couzin-Frankel
Science 16 May 2014: Vol. 344 no. 6185 p. 679
•News & Analysis
研究に雄動物ばかり使うのをやめよう、とNIHが発表。
研究者は雌の動物が性周期のために変動しやすいとして雄を使うし、細胞を使う場合にはその細胞が雄なのか雌なのか気にしない

  • イルカが米国の人気水族館からいなくなるかも

ScienceInsider
Dolphins May Be Leaving Popular U.S. Aquarium
15 May 2014
http://news.sciencemag.org/plants-animals/2014/05/dolphins-may-be-leaving-popular-u.s.-aquarium
国立水族館が動物の福祉への懸念から、バンドウイルカを海の保護区域に移すことを検討している。
(イルカショーは虐待とみなされるように)

Natureニュースblog
NIH alternative-medicine centre proposes name change
16 May 2014
http://blogs.nature.com/news/2014/05/nih-alternative-medicine-center-to-change-its-name.html
長年叩かれ続けてきたNCCAM(補完代替医療センター)がもう「代替」でいたくないと、
“National Center for Research on Complementary and Integrative Health”(補完統合健康研究センター)への名称変更提案にパブリックコメントを募集すると発表した。
これはセンター長のJosephine Briggsによると、ミッションの変化を反映している。NCCAMは1998年に設立されたときは、ホメオパシーやリモートヒーリングのような疑わしい治療法の研究にお金を出していた。その後そのような試験は減り、現在のNCCAMの研究は、医薬品の作用を補完するために、ヨガの痛みの管理における役割、のような全体的健康に標的を定めるようになってきた。
Briggsはこの補完的アプローチは多くの病院で使用されることが増えているが、根拠のある医療の代わりに患者が選ぶ代替医療とは違うことを強調する。Briggsは効果があることがわかっている治療法があるのに全く証明されていない何かを人々が使うことについては大いに懸念している、という。
しかしNCCAMが名前を変えたくらいでは批判を鎮めるのに十分ではないだろう。現在のNCCAMの研究は相変わらず「時間の無駄」であるとBaylor College of Medicine in Houston の免疫学者Donald Marcusは言う。

  • 食品はタバコのように規制されるべきだ、と活動家が言う

Food should be regulated like tobacco, say campaigners
By Pippa Stephens
Health reporter, BBC News
19 May 2014
http://www.updatednews.ca/2014/05/18/food-should-be-regulated-like-tobacco-say-campaigners/
肥満が世界的にタバコより大きな健康問題になっているのだから規制すべき、と国際消費者機構Consumers International と World Obesity Federationが言う
タバコ規制枠組み条約のような方法で規制すべきと主張。タバコは嗜好品だが食品は必要だという反対意見。

  • Alberta Healthはオイルサンド近くの湖の卵に水銀が見つかったため警告

Alberta Health issues warning after mercury found in eggs from lakes near oilsands –
May 16, 2014
http://www.timescolonist.com/life/alberta-health-issues-warning-after-mercury-found-in-eggs-from-lakes-near-oilsands-1.1064273
オイルサンド下流のAthabasca湖と Mamawi 湖のカモメとアジサシの卵に高濃度の水銀が検出されたため食べないように警告。
オイルサンドの下流での環境中水銀についての懸念は、環境省が水鳥の卵の水銀濃度が上昇していることを報告した2010まで遡る。
カモメとアジサシの卵は普通は食べないが、データも不完全で、伝統的食生活をしている人たちのデータがない。
(カモメの卵はお菓子なら食べるけどなぁ)