食品安全情報blog過去記事

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一年生ライグラス中毒、ウシ−オーストラリア: (VI)

Annual ryegrass toxicity, bovine - Australia: (VI)
2014-05-25
http://www.promedmail.org/direct.php?id=2492476
Date: Wed 21 May 2014 Source: ABC (Australian Broadcasting Corporation) Rural [edited]
ビクトリアでの暖かい気候が続いていることが恐ろしい家畜の病気の再興を招いている。2014年5月17-18日の週末に西オーストラリアで6頭の雌牛が有害菌類による病気であるライグラススタッガー(よろめき病)で死んだ。David Rendell獣医師によると5月のこの病気の流行は珍しい。
ライグラススタッガーではなく一年生ライグラス中毒(ARGT)のようだという注がある。ARGTのほうが重症でライグラススタッガーはオーストラリアではそれほど多くない。
ARGTは一年生ライグラスにある_Lolium rigidum_毒素コリネトキシンによるもので、この毒素は線虫_Anguina funesta_を介してライグラスに感染する_Rathayibacter toxicus_が産生する。