食品安全情報blog過去記事

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その他

コカコーラが2000万ポンドの「反肥満」活動をすることが「みだらな」偽善だと非難される
Independent
Coca-Cola accused of "obscene" hypocrisy in £20m 'anti-obesity' drive
Monday 26 May 2014
http://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/cocacola-accused-of-obscene-hypocrisy-in-20m-antiobesity-drive-9434618.html
コカコーラがイングランドの70の公園で家庭向けの無料のコーチングなどを提供するコカコーラゼロパークライブというフィットネス計画に大金を投じる予定である。これに対して砂糖対策キャンペーンのAseem Malhotra博士が、肥満の流行を作り出したことから注意を逸らそうとする不誠実な行為だと批判している。ソフトドリンクが若者の肥満の原因であるという。一方コカコーラは肥満対策に寄与しようとしているだけで今や売り上げの40%はゼロカロリーバージョンであると主張。

  • カラチの殺人:パキスタンのポリオと闘ったNaseem Munirの生と死

ABCニュース
Murder in Karachi: The life and death of Pakistani anti-polio campaigner Naseem Munir
http://www.abc.net.au/news/2014-05-27/pakistan-polio-health-worker-murdered/5479164
ポリオ流行中のパキスタンで、ワクチンを与える仕事をしていたレディヘルスワーカーのNaseem Munirが夫に殺された。パキスタンではポリオワクチンがイスラム教徒を根絶するための陰謀だというような噂が流され、過激派がワクチンを投与するレディヘルスワーカーを攻撃していた。政府はほとんど保護しない。Naseemの同僚もワクチンを与えていて殺された。Naseemはワクチンを与えに行く時は二度と子どもたちの顔が見られないかもしれないと覚悟していた。しかしNaseemが殺されたのは財産を巡る諍いで夫によって、である。パキスタンでは自立した元気な女性であることは危険である。彼女を殺した夫が捌かれることはほぼないだろう。

  • リスクにのみ対応することのリスク

The risk of addressing only risks
CMAJ May 20, 2014
慢性疾患予防に関して。

  • 感染性不安疾患(IAD)

Infectious anxiety disorder
http://www.cmaj.ca/content/early/2014/05/20/cmaj.140352.extract
世界の不幸の主要原因としての不安の流行について

Community Water Fluoridation and Intelligence: Prospective Study in New Zealand
Jonathan M. Broadbent et al.,
American Journal of Public Health. e-View Ahead of Print.
doi: 10.2105/AJPH.2013.301857
http://ajph.aphapublications.org/doi/abs/10.2105/AJPH.2013.301857?journalCode=ajph&&
ニュージーランドのDunedinに1972年4月1日から1973年3月30日に生まれた人の5才前のフッ素の使用状況とその後のIQを7-13才までと38才で評価。水道水のフッ素添加とIQには関連がなかった。
(フッ素添加に反対している人たちがフッ素で知能が低下すると主張しているため)