食品安全情報blog過去記事

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赤身肉の摂取と乳がんが関連

Behind the headlines
Red meat consumption linked to breast cancer
Wednesday June 11 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/06June/Pages/Red-meat-consumption-linked-to-breast-cancer.aspx
「成人期初期にたくさんの赤身肉を食べると乳がんリスクが僅かに増加するかもしれない」とBBCニュースが報道した。このニュースは約9万人の女性ナースの食事タンパク質摂取量と、20年以上の乳がんリスクを調べた研究に基づく。これまでの研究は食事の評価は主に中年以降であった。この研究ではもっと早い時期の食事と乳がんの関連を調べている。主な知見は加工と未加工を含む赤身肉の摂取量が多いことと乳がんリスクの22%の増加が関連するということだった。この研究にも限界はある
しかし赤身肉の摂取量を週に70g以下に減らすと大腸がんリスクが減るという根拠もある。