食品安全情報blog過去記事

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世界薬物報告書2014

World Drug Report 2014
http://www.unodc.org/wdr2014/
オピエートやオピオイドが最も問題のある薬物。世界最大の芥子の栽培地であるアフガニスタンは栽培面積を拡大。ヘロインの使用も再び増加。アフガニスタン由来のヘロインがオセアニアや東南アジアに市場を拡大。
コカインは減少傾向。コカの栽培面積は縮小。コカインの問題のある使用はアメリカで多い。
大麻は広範囲で栽培されている。ヨーロッパでは減少しているがアメリカでリスクが少ないとみなされて増加。
アンフェタミン様興奮剤は北米で増加傾向。ADHD治療薬の濫用はアメリカ。
新規向精神薬とインターネット市場 薬物や前駆物質の取引にインターネットが利用され続けていて、いわゆる「ダークネット」は拡大。正確な市場規模は不明。新規向精神作用物質は2013年12月時点で348とされるが国際的に規制されているのは234物質である。
前駆体化合物の取引によりコントロールが必要。
(日本はこれから増えると予想されている・・)