食品安全情報blog過去記事

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ペレット貯蔵庫からの有毒ガスを避ける

Avoiding toxic gases from the pellet bunker
23.07.2014
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2014/19/avoiding_toxic_gases_from_the_pellet_bunker-191181.html
暖房用のウッドペレットシステムは持続可能で二酸化炭素排出に寄与しないとみなされているがペレットを大量に保管すると有害になりうる。切断、加熱乾燥、削りなどの木材ペレットを製造する工程で木の成分の自己酸化がおこり有毒ガスが形成される。製造して何ヶ月も経っていてもガスは排出され、貯蔵庫に入った人が重症の中毒になりうる。多くの人がこの危険性を知らない。実験ではペレット貯蔵室の一酸化炭素濃度が最大数千ppmにもなり、これは致死的中毒に十分な量である。濃度は貯蔵条件に依存する。