食品安全情報blog過去記事

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参考資料(最近の妊婦のマグロ摂取による水銀の危害性の議論に関連して)

食品基準課 2014-08-26
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&pageNo=1&seq=24909&cmd=v
食薬処は最近の妊婦のまぐろ摂取による水銀のリスク議論に対して次のように説明する
食薬処は水銀リスクに関して妊婦などはサメ、カジキ、まぐろなどは栄養を考慮して週 1回 100g 以下にしたほうが良いと発表した.
内水銀基準はまぐろ類, カジキ類及び深海性魚類に対してメチル水銀1.0 ppmで管理していて これは国際食品規格委員会(Codex), アメリカなどと同じ水準である
また, 2004年から 2008年までまぐろ類 134件, カジキ類 103件, サメ類 36件及びまぐろ缶詰め 33件についてメチル水銀含量を調査した結果, それぞれ平均 0.21, 0.20, 0.28, 0.03ppmで国内基準を超過しなかった.
同時に, 2008年から 2011年まで我が国の国民 19,019人を対象に血中水銀濃度を調査した結果 1人当り血中水銀濃度は平均 3.45μg/Lで食品の摂取量に換算するとTWIの 28% 水準であり, 減少傾向である.
※ 参照資料 : ホームページ(www.mfds.go.kr)> 報道資料> ‘我が国の国民の水銀暴露は安全な水準’ (‘14.6.5)
○ 一方, まぐろなどの魚にはオメガ-3 脂肪酸, ビタミン、セレニウムなどミネラルの含量が高く、子供頭脳発達, 成長発達及び免疫維持機能が知られていてバランスの取れた摂取が望ましい.
□ 参照で, アメリカ食品医薬品局(FDA)でも去る 6月子供と妊婦は魚をもっと食べなければならない、まぐろ缶詰めなど魚を毎週 8~12 オンス(227~340g)食べた方が良いと勧告した.
アメリカの消費者団体は子供と妊婦はまぐろを全く食べないほうが良いと勧告したが, 米 FDAは魚の摂取量をふやすほど児童の成長発達に良い影響を及ぼすという説明とともに魚勧奨指針を固守すると確認した.