食品安全情報blog過去記事

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新しいPHEの調査では3才児の12%に虫歯がある

New PHE survey finds 12% of 3 year olds have tooth decay
30 September 2014
https://www.gov.uk/government/news/new-phe-survey-finds-12-of-3-year-olds-have-tooth-decay
調査によると地域ごとに大きく虫歯罹患率が異なり、2%から34%まである。それでも88%の子どもに全く虫歯はない。これは1976年にフッ素入り練り歯磨きが導入されてから継続して歯の健康が改善してきていることを反映する。
虫歯は砂糖の多い食品や飲料を多く、頻回摂取することにより誘発される。このライフスタイル対策がなされない限り永久歯も虫歯になるリスクが高い。虫歯はバランスのよい食生活と1日2回2分、一回は寝る前の、フッ素入り練り歯磨きを使った歯磨きで予防できる。
一部「早期子ども虫歯」と呼ばれる種類の虫歯が見つかっている。これは上の前歯から他の歯に広がるもので、ほ乳瓶やベビー用マグを使って砂糖入り飲料を飲むことに関連する。子どもには砂糖入り飲料は与えるべきではない。赤ちゃんにとっては母乳が最良で、1-2才は全脂肪乳、2才からはよく食べるようなったらセミスキムミルクと水が最良である。