食品安全情報blog過去記事

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運動データ表示が砂糖入り飲料の摂取量を減らせる

Behind the headlines
Exercise data signs could cut sugary drink intake
Friday October 17 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/10October/Pages/Exercise-data-signs-could-cut-sugary-drink-intake.aspx
BBCニュースが「購入時に砂糖入り飲料に含まれるカロリーを消費するのにどれだけ運動しなければならないかを表示することでより健康的な選択を促すことができる」と報道した。Baltimore地域の店での表示が十代のアフリカ系アメリカ人の購入習慣に変化をもたらしたようだ。研究者らは最初Baltimoreの6つの街中の販売店での黒人の十代の飲料の購入状況について調べた。それから砂糖入り飲料のカロリーを数字で表示する、あるいはそのカロリーを消費するためにどれだけ歩いたり走ったりしなければならないかを表示して影響を調べた。全体として情報を表示すると砂糖入り飲料の購入量は減った。しかしながら現時点でこれが一般化できるかどうかはわからない。これまでの研究で人々は習慣的に食べる食品のカロリーを過小推定していることが示唆されている。従って製造業者が製品に運動データを表示することなどが検討できるだろう。