食品安全情報blog過去記事

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ドライフルーツに入っている亜硫酸塩、一度調べてお召し上がり下さい! 

添加物基準課/添加物包装課 2014-10-31
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=25494&cmd=v
食品医薬品安全処は乾燥果物の変色防止,ワインの酸化防止などに使われる食品添加物である亜硫酸に対する正しい情報を提供する 「分かりやすい亜硫酸塩Q&A」を製作してホームページに掲示する
この Q&Aは ‘14年 3月から 9月までの食品添加物に対するアンケート調査の結果, 一般消費者 1,000人の中 513人が一番避けたい食品添加物に漂白剤を選択したため、漂白剤で一番多く使われる亜硫酸塩に対する消費者の理解を助けるために用意した.
※ 消費者 1,000人対象一番避けたい食品添加物に対するアンケート調査結果(‘14年, 食薬処): 漂白剤 513人(51.3%) > 発色制 88人(8.8%) > 着色料 85人(8.5%) > 保存料 83人(8.3%)
主要内容は亜硫酸塩使用目的,安全性,含有食品摂取時の注意事項などである。<使用目的 >
亜硫酸塩は果物に天然的に存在する酸化酵素を破壊して保管中に乾燥果物が茶色に変わることやワインの酸化を防止するために使われる.
我が国ではメタ重亜硫酸カリウム, 無水亜硫酸, 酸性亜硫酸ナトリウムなど 6品目が指定されていて CODEX, EU, アメリカ, 日本など世界各国で現在食品添加物に指定されて広く使われている.<安全性 >
国際食品添加物専門家委員会(JECFA)では食品から摂取した亜硫酸は体内で速やかに代謝されて尿中排出されるので一日摂取許容量(ADI)である 0.7mg/kg 体重/仕事以内であれば安全と評価している
我が国の国民の平均摂取量は果物•野菜飲み物, 乾燥果物などが主要摂取源で ‘12年摂取量を調査した結果 ADI の 4.6%と確認された.<摂取時注意事項 >
喘息患者や一部過敏症の場合には亜硫酸含有食品摂取で過敏反応が生じる可能性があるので製品の表示事項を確認する
漂白剤または酸化防止剤で亜硫酸を使った加工食品の包装には表示されている