食品安全情報blog過去記事

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論文

  • 学校給食からチョコレートミルクが排除されて総ミルク摂取が半分近く減った

Total milk intake dropped by nearly half when chocolate milk removed from school program
14-Jan-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-01/csp-tmi011315.php
カナダで学校からチョコレートミルクを排除したことの影響をSaskatoon小学校の子どもたちで調査した。ミルクには子どもの成長に必要なビタミンDやカルシウムなどが含まれるが学校でミルクを飲まないと子どもたちの摂取量が十分にならない。現在多くの学校で添加されている砂糖を理由に風味つき乳飲料を排除しているが、その結果総ミルク摂取が半分近く減った

  • 'Molly'、別名エクスタシー、の濃度はミュージックフェスティバル近くの川で一時的増加

Levels of 'Molly,' aka ecstasy, spike in rivers near music festival
14-Jan-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-01/acs-lo011415.php
Environmental Science & Technologyに発表された報告。台湾の大規模音楽フェスティバル"Spring Scream"と同時期に近くの川の薬物濃度の一過性の増加が観察された。モリーの他にケタミン、カフェイン、アセトアミノフェンなども増加。

  • 全てのガラガラヘビは同じように創られているか?多分違う

Are all rattlesnakes created equal? No, maybe not
14-Jan-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-01/fsu-aar011415.php
フロリダ州立大学のチームがヘビ毒の抗血清を作るのは少し難しいことを明らかにした−なぜならばあるヘビが作る毒は住む場所によって違う可能性がある。
フロリダ州全域の65のヒガシダイヤガラガラヘビと49のヒガシサンゴヘビの毒素を調べたところ、ガラガラヘビの毒は場所によって違うことをGeneticsに発表した。一方サンゴヘビは場所による違いはない。
CDCによると米国では毎年7000-8000人が毒蛇に噛まれている。