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魚を食べることについての助言再確認

Reminder of advice on eating fish
22 January 2015
http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2015/13461/eating-fish-efsa
EFSAがシーフードのリスクとベネフィットについての報告を発表したことを受けて、FSAは人々に魚を食べることについての助言を再確認する
EFSAは水銀含量の高い魚を食べる量を制限することが、水銀暴露リスクを最小限に留めながら魚の健康上の利益を得る最も効果的な方法であると結論した。EFSAは各加盟国は国の魚摂取パターンを検討して魚を食べることの健康上の利益と水銀のリスクを評価することを薦めている。FSAは既に英国の消費者にとってのこの問題については助言をしており、EFSAのレビューを受けて、助言に従うことの重要性を再確認する。
助言
妊娠した場合にはマグロを食べる量を以下のように制限すること
・週にマグロステーキ2回まで(各調理済み約140gまたは生170g)
・中型のツナ缶は週に4つまで(水切り後約140g)
これはマグロが他の魚より水銀が多いからである。食品由来の水銀の量はほとんどのヒトにとって有害ではないが、妊娠中に高濃度を摂ると赤ちゃんの発達中の神経系に影響する可能性がある。
子ども、妊婦、妊娠しようとしている女性はサメ、メカジキ、マカジキを食べるべきではない。これはこれらの魚が他の魚より水銀を多く含むからである。
他の成人はサメ、メカジキ、マカジキは週に1回以上食べないように。
FSAは他の汚染物質が理由で魚を食べる量に関する助言もしている。NHS Choicesのウェブサイトを参照。