食品安全情報blog過去記事

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ボツリヌス症 タジキスタン、カザフスタン:自家製缶詰食品

Botulism - Tajikistan, Kazakhstan: home canned foods
2015-02-01
http://www.promedmail.org/direct.php?id=3135159
[1] Tajikistan (Sogdi Province)
Date: Tue 27 Jan 2015 Source: Ca-News [trans. Mod.NP, edited]
タジキスタン北部のIsfaraの町で家族6人が缶詰を食べてボツリヌス症の症状で入院し7才の少女が死亡した。他は重体。
(ほぼ毎年タジキスタンのSogdi地方では大規模ボツリヌス症クラスターが登録される)
[2] Kazakhstan (South Kazakhstan Region)
Date: Tue 20 Jan 2015 Source: News agency Kazinform [trans. Mod.NP, edited]
カザフスタン地域公衆衛生医が一連のボツリヌス症を記録している。10才と14才の子ども二人が入院、他に孫と祖母が治療を受けている。高齢者の方は人工呼吸器、子どもの状態はそれより良い。
旧ソ連では自家製野菜缶詰が伝統的に作られているがしばしば殺菌のための温度や時間が足りず、ボツリヌスの芽胞が生き残り、その後の嫌気性条件でボツリヌス毒素を作る。ほとんどのボツリヌス症例が自家製缶詰食品で、密封びんでのキノコの塩漬けや酢漬け、野菜や果物、ロシアやウクライナでは魚も原因になっている

(「ジャーサラダ」の安全性を問う
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42755?page=4
へんなものが流行するんだな
http://macaro-ni.jp/4018
生野菜って細菌だらけなんだけど。
ボツが増えるより先に腐りそうではあるが・・何を根拠に5日ももちますと言っているのやら。)