食品安全情報blog過去記事

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消費者向け情報 一部の化粧品はあまりにも多くを約束している?

Are Some Cosmetics Promising Too Much?
03/23/2015
http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm439270.htm
アメリカ人は皮膚や髪や睫毛にすら効果があるというクリームやローションやその他化粧品にたくさんのお金を使っている。しかし時にその宣伝は誇大である。
FDAは化粧品企業が製品に医薬品としての宣伝をした場合には警告する。これまでスキンケア、ヘアケア、睫毛や眉製品に関連する医薬品的宣伝について警告してきた。医薬品としての宣伝にはニキビやふけの治療、毛が生えるといったものがある。
消費者はこれらの医薬品宣伝がFDAに証明されたものではないことを知る必要がある。
他に医薬品宣伝としてはコラーゲンやエラスチンの産生を増加させ皮膚の弾力を増しシワを減らす、炎症を抑制、細胞を再生、顔の筋肉の収縮を予防、遺伝子の活性を増強、注射や手術と同様の効果がある、などがある。またニキビ、酒さ、湿疹、乾癬のような病気を治療できるというものがある。
化粧品か医薬品か?
化粧品は「洗浄したりきれいにしたり魅力を増したり見た目を変えたりする」もので市販前の認可は必要ない。
医薬品は「疾患の診断、治療、緩和、予防に使うもの」あるいは「人体の機能や構造に影響するもの」で、市販前に認可が必要である。
多くの企業がこの境界線を越えている。
簡単な答えはない
ニキビや乾癬治療用製品のような医薬品として規制されているクリームやローションもあるが評価されていないのに医薬品宣伝をしている製品もある。消費者はどうやって正しい選択をできるか?簡単な答えはないが、話しがうますぎると思ったら多分嘘である。もしスキンクリームがフェイスリフトよりいいのなら誰もフェイスリフトなんてしないだろう。