食品安全情報blog過去記事

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ボツリヌス症 米国(第9報): (OH)教会のディナー、自家製缶詰ジャガイモ、致死

Botulism - USA (09): (OH) church dinner, home-canned potatoes, fatal
2015-04-27
http://www.promedmail.org/direct.php?id=3326627
Date: Mon 27 Apr 2015 Source: Columbus (OH) Dispatch [edited]
州保健当局は2015年4月27日午後、Lancaster教会のポットラックでのボツリヌス症のアウトブレイクは自家製缶詰ジャガイモで作ったポテトサラダが原因である可能性が高いと述べた。食品6検体がボツリヌス陽性であった。確認された症例は21に増え疑い事例は10になった。
CDCによると米国では1950年から1996年の間に444のアウトブレイク1087症例のボツリヌス食中毒が報告されている。1996年から2008年は116アウトブレイクである。自家製食品が原因の48アウトブレイクのうち18は自家製野菜缶詰である。希ではあるが自家製缶詰を作る人が適切な手順を守らない、圧力調理器を使わない、食品が傷んでいることを無視した、ボツリヌスのリスクを知らないなどの理由でおこる。