食品安全情報blog過去記事

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  • 健康強調表示のハロー(後光)

Choice(豪)
health claim halos
By Stephanie Baker
Last updated: 31st May 2015
https://www.choice.com.au/food-and-drink/nutrition/food-labelling/articles/health-claim-halos
CHOICEの調査の結果、McCain, Weight Watchers, Naturally Goodおよび Mother Earthなどの食品企業は、製品を健康的な雰囲気に見せるような健康関連マーケティングを行っているが、実際には健康スター格付けシステムでは成績が悪いこともあることを発見した。
CHOICEは冷凍食品からシリアルバーまで、117製品を調べた。健康に関連した宣伝の内容と健康スターの成績は全く関係なかった。
「消費者はしばしばパッケージや店舗でのライフスタイルや健康に関連したメッセージに圧倒されている。しかしながら健康的な食品を選ぶのにそのようなメッセージに頼ることは非常に問題が多く、消費者は必要のない高い値段を払わされている」とCHOICEのKatinka Dayは言う。不幸なことに最大の、最も愛されているブランドが消費者を混乱させる間違ったメッセージを使っている。
もしあなたがマーケティングによる過剰宣伝を止めて製品の健康格付けを見たいなら、私達のキャンペーンに参加しよう。
ざらざらした(穀物の)真実
McCainの冷凍食品は他の製品と同じ健康格付けであるがヘルシーを強調して値段が高い
健康ハローの下
食品製造業者は「ナチュラル」「オーガニック」「グルテンフリー」などの用語を使って消費者にその製品が類似の製品より健康的だったり質がよいと思いこませようとする。これらは健康ハロー効果と呼ばれ消費者に余分なお金を使わせるためのマーケティングツールとして使われる。この詐欺の程度を評価するために、我々はスーパーの健康食品コーナーに行ってどんな宣伝がなされているのかを調べた。もしあなたが食品の健康さをブランドや宣伝文句に頼って判断しているのなら、我々が明らかにしたことはショックだろう。
グルテンフリー、砂糖無添加、保存料不使用、合成色素や香料不使用、GMOフリーと表示してあってもNaturally Good Carob Buckwheat Crispbreadには星は半分しかつけられない。同様に全粒穀物で合成色素や香料不使用と書いてあってもMother Earth Baked Oaty Slices Golden Oatsは星1.5個である。
CHOICEは長い間より良い食品表示を求めてきた。健康スター格付けシステムが昨年6月に政府から発表されたとき多くの企業がそれを取り入れた。CHOICEはそれを後押ししている。
(健康食品店って高いだけだよね、むしろ胡散臭いのが多いような)

  • 医師らが政府に気候対策を求める

Doctors push for govt action on climate
Monday, 1 June 2015
http://www.skynews.com.au/news/politics/national/2015/06/01/doctors-push-for-govt-action-on-climate.html
オーストラリア医師会副会長Stephen Parnisが、今年のパリでの国連気候変動会議の前に気候政策を見直すワーキンググループを設立したという。Parnisは、気候変動による健康への悪影響を考えると医師らがもっと活動的に気候変動対策を求めるべきだと呼びかける。

  • 子ども達はお菓子や飲料の砂糖に毒されている、NHSのボスが警告する

Children are being POISONED by sugar in sweets and drinks, warns NHS boss
1 June 2015
http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/children-being-poisoned-sugar-sweets-5799847
NHSのSimon Stevens長官が子ども達の栄養を調査した研究結果を受けてBBCのAndrew Marr Showで警告した。保護者や食品業者にこの問題に取り組むよう要請する。「我々には責任がある。学校から帰ってきたら、炭酸飲料やジュースではなく、水かミルクを与えるように」

  • この国の受胎能力時限爆弾に直面し、NHSの主任が女性に対し30才まで待たないようにと警告

NHS chief warns women not to wait until 30 to have baby as country faces a fertility timebomb
30 May 2015
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3104023/NHS-chief-warns-women-not-wait-30-baby-country-faces-fertility-timebomb.html
産婦人科医顧問Geeta Nargund教授がNicky Morgan教育長官に対して10代の子ども達に親になることを遅らせないように教育するよう強い言葉で文書を送った。学校教育に妊娠能力についてのカリキュラムがないために、妊娠できなくなってから不妊治療を考える女性達が多いという。そして彼女たちは「何故誰も教えてくれなかったの?」と泣く。子どもが欲しいなら30前に始めるべき。