食品安全情報blog過去記事

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ダイエタリーサプリメントのレチノールの安全な最大用量

Safe maximum daily dosage retinol in dietary supplements
2015-06-02
http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2015/juni/Safe_maximum_daily_dosage_retinol_in_dietary_supplements
ビタミンAの摂りすぎは肝毒性と妊娠中の胎児への毒性があり上限摂取量が設定されている。RIVMは食品からのビタミンA摂取量を推定し、それに基づいてサプリメントからの許容できる最大量を推定した。
0-3才の子どもの5-33%は、しばしばレバーソーセージなどのレチノール濃度の高い食品を食べるため、上限摂取量を超過している。4-14才では95%以上が上限未満である。年齢によるが彼らの最大量は食事以外で100-950マイクログラムレチノールである。15才以上の男女は1450-1500、閉経後の女性は骨粗鬆症リスクがあるため400マイクログラム、出産可能年齢の女性は1200マイクログラム/日である。妊娠と授乳中の女性の食事に関するデータが少ないため、この集団に特別な安全量は計算できなかった。