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異葉牛皮消混入が確認された偽の白首烏(ペクスオ)製品の全量回収 

食品管理総括課/健康機能食品政策課 2015-05-26
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=27628&cmd=v
食品医薬品安全処は市中に流通中の白首烏と白首烏を原料に製造された食品(健康機能食品含む)・酒類・医薬品を収去して検査した結果を以下のように発表した。
【健康機能食品・一般食品検査結果】
白首烏を使った製品として申告された300社721製品中、流通中の128社207製品を検査した結果健康機能食品1個、一般食品39個など計40製品で異葉牛皮消が検出[添付1]された。
*721製品中で最近2年間生産実績がなかったり在庫がない514製品除外
その外10製品では異葉牛皮消が検出されず [添付2]、157製品は加熱・圧力など製造段階でDNAが破壊されて異葉牛皮消混入可否を確認することができなかった。
*異葉牛皮消不検出及び混入確認が不可能な167製品中で原料収去が可能な40件を検査した結果22件で異葉牛皮消が検出されて差し押えた
異葉牛皮消が検出された40製品は全量回収措置*及び品目製造停止処分を実施し、流通期限内の他の製品は原則として営業者自主回収措置をするが一般食品の場合検査成績などから異葉牛皮消が混入していない事実が確認されれば販売を認める予定である。
異葉牛皮消が不検出だった10製品は販売を許容するが系統調査の結果原料段階で混入された点等を考慮して流通期限の他の製品は販売中断を要請するが、異葉牛皮消が混入されない事実が確認されれば販売を許容する予定である
異葉牛皮消混入可否を確認することができない157製品中で58健康機能食品(ナチュラルエンドテック原料使用45製品含む)は原料に異葉牛皮消混入履歴、非意図的混入防止体系、原料供給先管理不十分などを総合的に考慮して営業者自主回収措置を実施する。99一般食品に対しても系統調査結果原料で混入された点等を考慮して販売中断を要請するが異葉牛皮消が混入されない事実が確認されれば販売を許容する予定である
【農産物・酒類・医薬品検査結果】
流通中の農産物である白首烏31件を収去・検査した結果、19件で異葉牛皮消が検出されて廃棄処分及び差し押えして徹底的な生産地管理を関係省庁に要請した。
また酒類個別製品では確認されなかったが原料白首烏2件で異葉牛皮消が検出されて該当の原料を差し押え措置し該当の原料を使用した製品は販売中断要請する。異葉牛皮消などが混入されない事実が確認されれば販売を許容する予定である。
白首烏を含んだ医薬品5製品を収去・検査した結果、白首烏などが検出された4製品[添付3]を回収措置して該当製品と違う製造番号の製品は販売中断要請するが、異葉牛皮消などが混入されない事実が確認されれば販売を許容する予定である。
【今後対策】
食薬処は今後の異葉牛皮消が混入された白首烏製品が製造・流通することを遮断するために白首烏を原料に使った製品に対して異葉牛皮消が混入されなかったという事実が確認される場合に限って販売を許容する予定である。
また、異葉牛皮消安全性関連、最近の批判を解消するために異葉牛皮消の毒性試験を行う計画である。
食薬処は今回の白首烏事件をきっかけに健康機能食品安全管理を強化して消費者の信頼を回復するために▲機能性原料認定の信頼性確保▲製造段階安全管理強化▲事後管理強化▲消費・流通段階の国民安心確保などを主内容にする健康機能食品管理体系を全面改編[添付4]する計画である。
(韓薬のほうもダメダメだったようだ)