食品安全情報blog過去記事

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切れたパイプラインやその他石油製品の放出による事故の健康影響−7州、2010-2012

Health Effects of Cut Gas Lines and Other Petroleum Product Release Incidents — Seven States, 2010–2012
MMWR, June 12, 2015 / 64(22);601-605
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6422a1.htm?s_cid=mm6422a1_w
大規模ガス爆発や壊滅的重油流出事故は広く報道され注目され対応されるが、小規模な流出事故は注目されない。しかし予防対策にはそのような事故に注目することが役立つだろう。ATSDRは全国有害物質事故計画(NTSIP)の2010-2012年のデータを解析した。7つの州から1369件の石油製品放出事故が報告されていて512人が傷害、36人が死亡している。約1/4が施設、1/5が自家用車や自宅であった。