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甘味料「スクラロース (sucralose)」について説明してみましょう!

添加物基準課/添加物包装課 2015-07-28 
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=28370&cmd=v
食品医薬品安全処は食品に砂糖代替甘味料として使われる食品添加物スクラロースについて消費者に正しい情報を提供しようとQ&A形式の‘甘味料スクラロースについて調べましょう!’を製作してホームページに載せた。
今回Q&Aの主要内容は▲スクラロースの特徴と使用実態▲スクラロースの基準及び規格▲スクラロース摂取は安全な水準などである。<スクラロースの特徴と使用実態>
スクラロース(Sucralose)は同じ重量の砂糖に比べて600倍の甘味がある食品添加物(甘味料)で砂糖を原料にして製造され砂糖と類似の甘味があり溶解性と安定性が良い。
現在国内加工食品中でスクラロース使用割合は0.35%、輸入加工食品中のスクラロース使用割合は0.78%水準である。 <スクラロースの基準及び規格>
スクラロースは我が国でお菓子(1.8g/kg以下)、チューインガム(2.6g/kg以下)、ゼリー類(0.4g/kg以下)などの食品に使うことができる。
○ また、スクラロースに含まれる可能性のある有害物質であるヒ素、鉛などに対する規格は国際食品規格委員会(CODEX)、ヨーロッパ連合(EU)水準で設定されている。 <スクラロース摂取は安全な水準>
○韓国国民が食品から取るスクラロース平均摂取量(2012)は一日摂取許容量(ADI)の0.6%で安全な水準であった。
スクラロースはWHO傘下国際食品添加物専門家委員会(JECFA)で安全性が確認された品目で我が国を含めてヨーロッパ連合(EU)、アメリカ、日本など全世界的に広く使われている。