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オーストラリアにおける昆虫授粉媒介者リスク評価のロードマップ

Roadmap for insect pollinator risk assessment in Australia
4 September 2015
http://apvma.gov.au/node/18531
背景
米国EPA、カナダ害虫規制管理機関、カリフォルニア農薬規制局が授粉を媒介するミツバチへの有害影響の可能性を評価するための段階的プロセスを開発した。この北米授粉媒介者リスク評価ガイドは2014年6月19日に発表されている。
植物保護製品によるリスクを評価するための詳細EFSAガイダンスは2013年7月に発表され2014年7月4日に更新されている。
APVMAは2013年7月24日に「農薬と昆虫授粉媒介者」についての規制ワークショップを開催し、昆虫授粉媒介者のための入手可能な評価枠組みについて議論し北米のアプローチがオーストラリアに最も適したものであると結論した。しかしながらAPVMAと環境についての助言機関である環境省は欧州ガイドラインにも北米アプローチと組み合わせて採用できる要素があると考えた。
そしてAPVMAは「オーストラリアにおける昆虫授粉媒介者リスク評価のロードマップ」を作成しこれについて11月4日まで意見を募集する