食品安全情報blog過去記事

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報告書や研究

Reports and studies
http://ec.europa.eu/food/plant/gmo/new/reports_studies/index_en.htm
MON810栽培の2014モニタリング報告書が発表されている
(市販後環境モニタリング)

(ちなみにこのサイトの
GM作物の世界での経済的パフォーマンス2011
Economic performance of GM crops worldwide 2011
29 March, 2011
http://ec.europa.eu/food/plant/docs/plant_gmo_report-studies_economic_performance_report_en.pdf
要約部分のみ紹介
GM作物の経済的パフォーマンスのレビューが、世界レベルと特定地域レベルの両方で行われている。世界12ヶ国の農家の調査を報告した49のピアレビューのある論文に基づく最も最近の研究(Carpenter, 2010)では、GM作物を栽培することのメリットは主に収量の増加によるもので、それは特に発展途上国の小規模農家で大きい。収量増以外に、GM作物の採用は、農薬使用と労働力と燃料を減らすことで生産コストを削減できる。Barfoot and Brookes (2007)は例えGM種子の値段がGMでない作物の種子の値段より高くても、農家の総利益はGM作物を栽培した場合のほうが高く、世界規模では年に約70億ドルに上る。
何故紹介したかというと
遺伝子組み換えなくとも「十分な食糧ある」
http://toyokeizai.net/articles/-/83139
週刊東洋経済の紙媒体の9月5日号の記事とセットになったウェブ記事
(もうひとつはこれhttp://toyokeizai.net/articles/-/83168
この人、EUですら認めざるを得ないGMの経済的メリットを確認されていない可能性といったレベルで誤魔化し、2,4-Dを「枯葉剤」と言って印象操作を試みている。知的誠実さを欠く「学問」に何の意味があるのか。
2,4-Dをエージェントオレンジと呼ぶのは環境団体の情動を利用した反対活動の常套手段なのでUSDAもFAQを提供している
Questions and Answers: Draft Environmental Impact Statement for GE Corn and Soybeans
https://www.aphis.usda.gov/publications/biotechnology/2014/faq_brs_eis_ge_products.pdf