食品安全情報blog過去記事

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先住民は予防可能ながんリスクが高い

Indigenous people at higher risk of preventable cancers
15 October 2015
http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2015/pdfs/pr237_E.pdf
IARCと国際協力研究者による新しい研究の結果、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、米国の先住民はその他の人々に比べて予防可能ながんの発症率が高い。The Lancet Oncologyに発表されたこの研究は先住民は肺がんや子宮頸がんが多いことを示した。これまで先住民は一般的健康状態が悪く平均寿命が短いことは知られてきた。しかしがんについて系統的に比較したのはこれが初めてである。先住民に多いのは喫煙関連のがん(肺がん、頭部や頸部のがん)と感染症関連のがん(胃がん、肝臓がん、子宮頸がんなど)である。
(日本人って喫煙と感染症関連のがんが多いので先住民並。もっとできることがあるのに)