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FDAは発酵、加水分解、蒸留食品の「グルテンフリー」表示の法令遵守に必要な規則案を発表

FDA Releases Proposed Rule to Establish ‘Gluten-Free’ Labeling Compliance Requirements for Fermented, Hydrolyzed and Distilled Foods
November 17, 2015
http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm472778.htm
ヨーグルト、ザワークラウト、ピクルス、チーズ、グリーンオリーブ、酢、FDAの規制対象となっているビールなどに「グルテンフリー」の表示をする場合の規則についての案。
2013年のグルテンフリー規則では発酵や加水分解した食品についてはグルテンの検査法の結果の解釈に不確実性があった。今回の提案では発酵や加水分解の前にグルテンフリーの規則を満たし、その後の工程でグルテンとの接触がないこと、あるいは接触がある場合には食品に入らないための対策がとられていることを立証することを要求する。蒸留食品についてはタンパク質が含まれないことで評価する。