食品安全情報blog過去記事

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その他

  • 代替療法のレビューにより大学のコースを精査すべき

Review of alternative therapies should prompt scrutiny of university courses
November 29, 2015 Erica Cervini
http://www.theage.com.au/national/education/review-of-alternative-therapies-should-prompt-scrutiny-of-university-courses-20151123-gl5w67
もし政府が代替療法への付加金支払いに懸念を持っているのなら、同時にプラクティショナーを訓練する多数の大学の課程についても調査すべき
政府のレビューによりほとんどの自然療法に有効性と安全性についての根拠がないと結論され、そのような治療法に保険金が支払われるべきではないという。それなら、そのような治療を行う人たちを訓練している大学についても精査すべきである。大学で教える前に明確な科学的根拠が必要である。
例えばRMITはほぼオンラインのみでハーブやサプリメントやヨガについて教えてウェルネスの学士や修士を与えている
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20151118#p9

  • 16人が今週末サンディエゴでスパイス過剰使用

16 people overdosed on ‘Spice’ in San Diego this weekend
November 29, 2015 By Sam Catherman
http://www.babwnews.com/2015/11/16-people-overdosed-on-spice-in-san-diego-this-weekend/
カリフォルニアでは違法であるにもかかわらずガソリンスタンドや街角の店で購入できる

  • 議員は砂糖税とジャンクフードの宣伝禁止を支持

MPs back sugar tax and ban on junkfood ads during X-factor
30 NOV 2015
http://www.telegraph.co.uk/news/health/news/12021871/MPs-back-sugar-tax-and-ban-on-junkfood-ads-during-X-factor.html
英国下院の健康選抜委員会は砂糖入り飲料や食品については20%の課税と不健康な食品の子どもへの宣伝を制限することを求める

  • ジャンクフードの宣伝禁止要請

Call for pre-watershed ban on junk food adverts
29 November 2015
http://www.itv.com/news/wales/2015-11-29/call-for-watershed-ban-on-junk-food-ads/
ウェールズの保健大臣が英国政府にテレビでの子ども向けのジャンクフードの9時前の宣伝禁止を要請

Essendon supplements saga: Bombers will admit OH&S failure
November 30, 2015
http://www.theage.com.au/afl/afl-news/essendon-supplements-saga-bombers-admit-worksafe-fail-in-court-20151129-glb5v0.html
Essendonフットボールクラブは、サプリメント計画により選手の健康をリスクに晒し、安全な労働環境を提供しなかった、と月曜日の公判で指摘された。
選手には情報が提供されていなかった。

  • カナダの企業の大麻入りコーヒーポッド

Canadian company's marijuana-infused coffee pods ready for brewing
Last Updated: Nov 29, 2015
http://www.cbc.ca/news/business/canadian-company-s-marijuana-infused-coffee-pods-ready-for-brewing-1.3340686
名称CANNCUPで、コーヒー、紅茶、チョコレート味がある。コーヒーマシンにセットして淹れれば大麻がとれる。カナダ政府に医療用大麻として申請中であるが、これまで政府は食品形態の大麻は認めてきていない。裁判所や世論の後押しがあると楽観視している。
(医療用なんて単なる建前だろうというのがますますあからさまに。バファリン入りチョコレートとか考えもしないだろうに。)

No more Alzheimer’s? World’s first anti-aging drug could let you live more than 120 years in good health
Sarah Knapton, The Telegraph | November 29, 2015
http://news.nationalpost.com/health/no-more-alzheimers-worlds-first-anti-aging-drug-could-let-you-live-more-than-120-years-in-good-health
来年の秋から世界初のアンチエイジング医薬品のヒト試験が始まる。糖尿病薬のメトホルミンが動物で寿命を伸ばすことが証明され、FDAがヒトで調べることを認めた。
現在米国の科学者が資金を集め、がんや心疾患や認知症リスクのある70-80才の人3000人をリクルートしている。

一方西シドニー大学国立補完医療研究所では認知症に中国で開発した処方の臨床試験を開始する予定、と。
Chinese herbs may be key to unlocking dementia
http://nicm.edu.au/events/news
sailuotong(人参、イチョウ、サフロンの混合物)

  • 下院子どもの肥満対策保健委員会の最初の報告書「子どもの肥満−勇敢で大胆な対策」への専門家の反応

UK SMC
expert reaction to first report from Commons Health Committee on tackling childhood obesity, ‘Childhood obesity – brave and bold action’
November 30, 2015
http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-first-report-from-commons-health-committee-on-tackling-childhood-obesity-childhood-obesity-brave-and-bold-action/
下院保健委員会が子どもの肥満に関する報告書を発表した
食品研究所名誉フェローIan Johnson博士
これはこれまでのSACNやPHEの発表をもとにした、包括的で良くできた報告書である。英国におけるより健康的な食生活を促進するための一連の対策を提供する。
個人的には砂糖入り飲料への課税を支持する。
報告書本文
http://www.publications.parliament.uk/pa/cm201516/cmselect/cmhealth/465/465.pdf
砂糖を減らすにはいろいろな食品で全体的に甘さを減らすことと人工甘味料で代用することも認めている。砂糖税は10-20%を提案

  • 音楽フェスティバルでの薬物は止めなければならない

Drugs at music festivals must stop
30 November, 2015
http://presschronicle.com/2015/11/30/drugs-at-music-festivals-must-stop.html
25才の死亡状況は不明、英国から来た22才の女性は昏睡中。
Mennilli氏は警察が人々に薬物の影響について警告しても聞く耳を持たないという。フラストレーションが溜まった警察は日曜日の午後にどれだけ大変なのかを明らかにし、音楽祭での薬物文化を変えるべき、という。400人以上の警官と60人の医療スタッフが動員されてようやく死亡一人で、大麻所持で23人に警告、薬物所持と販売で既に69人を告発して調査はまだ進行中である。過去1年でニューサウスウェールズでの音楽フェスティバルでの死亡は5人目である。

  • 日本は国際裁判所の裁定を無視して捕鯨を再開する

ScienceInsider
Japan to resume whaling in defiance of international court ruling
By Nala Rogers 30 November 2015
http://news.sciencemag.org/environment/2015/11/japan-resume-whaling-defiance-international-court-ruling
BBCが報道したということとこれまでの関連記事のリンク