食品安全情報blog過去記事

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Cheerios: Your New Protein Source?
by Berkeley Wellness | December 01, 2015
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/nutrition/article/cheerios-your-new-protein-source
製造業者はしばしばマーケティング戦略として誤解を招く言葉遣いをする、例えば最近では「タンパク質」を強調する。
事例としてチェリオプロテインシリアルを取り上げよう、ここで「タンパク質」はとても大きく表示されているが、普通のチェリオスに比べてほんの少し多いだけである(3gと3.5g)。その一方で多いのは砂糖である(1オンス当たり1gと8.5g)。
さらに重要なことはチェリオプロテインのタンパク質含量が多く記されているのは、単に一食量がレギュラータイプのものの2倍だからである(1オンスと2オンス)。レギュラータイプのチェリオスを2倍食べた方がタンパク質や食物繊維がとれて砂糖が少ないのでむしろいいだろう。
基本:名前だけで判断しないこと。栄養成分表を比較してみよう
ゼネラルミルズFDAから警告をくらったりGMや添加物について消費者団体に媚びて不使用を謳ってみたり(完全には排除できない)と際どいマーケティングを続けている)

Restaurant group sues New York City over salt-warning labels
Published December 04, 2015·Associated Press
http://www.foxnews.com/leisure/2015/12/04/restaurant-group-sues-new-york-city-over-salt-warning-labels/
ニューヨーク市の塩の多いチェーンレストラン食品への警告表示が法廷闘争に持ち込まれる。全国レストラン協会National Restaurant Associationが、2300mg以上のナトリウムを含むメニューにソルトシェーカーのアイコンを表示するというこの規則が発効した2日後に訴えた。市の法務部門は訴えについてはこれから精査するとしながらも「保健理事会がこの規則を法にする権威があることは確証している」という。公衆衛生の専門家は米国人は塩を摂りすぎているという。平均1日3400 mgである。しかし塩生産業者は別の研究では塩は心臓の健康にとって問題ないという。
ニューヨーク市はこれまでも食に関するパイオニア的対策で裁判を戦ってきている。結果は様々でカロリー表示では裁判所の支持を得たが砂糖入り飲料のサイズ制限では負けている。
裁判には関わりなく一部のチェーンでは塩警告を始めている。Applebeeはニューヨーク市地域の40店舗で決まりを守っている

源平製薬株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について
平成27年12月3日
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/151203premiums_1.pdf
これ自体は「LAPURA」と称する食品についての命令だけど「ブラックジンジャーで痩せる」なんて言ってるの嘘だから