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食品添加物用途を中心に分類体系の改編

添加物基準課2015-11-27
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=29560&cmd=v
食品医薬品安全処は現在合成・天然で区別している食品添加物分類体系を用途中心に改編することを主要内容にする「食品添加物の基準及び規格」前面改正案を発表した。
食品添加物: (現行)605品目→(改訂)607品目(ネオテーム等新規指定)。
□ 主要内容は▲食品添加物分類体系を用途中心に改編▲品目別基本情報(異名、国際分類番号など)新設及び品目改善▲使用基準体系改善などである。
○ 合成・天然で区分されていた食品添加物を甘味料、発色剤、酸化防止剤など31用途で分類して品目別に用途を明示して食品添加物の使用目的を容易に確認することができるようにする。
産業の発達で製造技術が多様になったためこれまで化学的合成品であった食品添加物が天然添加物として製造可能になるなど合成・天然の区別が曖昧になっているという限界が申し立てられた。
また食品添加物は食品の製造・加工時技術的効果(保存料、甘味料など)を得るために意図的に使われる物質であるだけに用途を明確に提示して国際基準との調和をはからなければならない。
食品添加物指定可否を容易に確認できるように品目別成分規格に他の名称(異名)、国際的に通用する分類番号、分子式などを追加する。
また外来語表記標準化の一環でドイツ語式発音になっている品目40個を英語式発音に標準化する。
改正案に対する意見は2016年1月27日まで提出することができる。