食品安全情報blog過去記事

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鉛、水 米国: (MI)

Lead, water - USA: (MI)
2016-01-26
http://www.promedmail.org/post/3965610
[1]Date: Mon 5 Oct 2015 Source: National Public Radio (NPR) [edited]
注:2015年の記事
2015年に医師らがフリントの子ども達の鉛濃度が高いことを発見、その原因が地元の水道水であることが疑われた。水源を切り替えたのはその1年半前(2014年4月)
2014年4月前後の血液検査の結果を比較したところ、5才未満のフリントの子ども達のうち鉛濃度が高い子どもの割合が2.1%から4%に増加していた。
水源をフリント川に切り替えてすぐに臭いや色についての苦情が出ていた。2014年の夏に市は大腸菌を理由に水を煮沸するよう注意した。(しかし煮沸では鉛は無くならない)
それから大腸菌を殺そうとした結果、総トリハロメタン濃度が高く安全な飲料水法違反であることがわかった。そして2015年2月に水の鉛濃度が高いことがわかった。
鉛濃度が高いことがわかってから市は出始めの水を捨てる、フィルターをつけるなどの鉛についての助言を出した。
2015年の夏に研究者らはフリント川の水が腐食性が高いことを発見した。
EPAの報告書案によると2014年4月30日より前にはフリントはデトロイト市から浄水を買っていた。それには飲料水の鉛や銅をコントロールするための処理用化合物オルトリン酸が使われていた。フリント川に切り替えてからは使われなくなった。
[2]Date: Sat 24 Jan 2016 Source: Time Magazine [edited]
[3]Date: Wed 21 Jan 2016 Source: VOX [edited]
子どもの鉛濃度を監視してCDCに報告していない州が21州。
(当時破産管財人の管理下にあった市の水の切り替えを巡る政治的動き等の説明あり。)