食品安全情報blog過去記事

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ATSDRと CDCの分析で特定のラミネート床材のホルムアルデヒドに関連する健康影響の可能性があることを発見

ATSDR and CDC Analysis Finds Possible Health Effects Associated with Formaldehyde in Select Laminate Flooring
February 10, 2016
http://www.cdc.gov/media/releases/2016/s0210-atsdr-laminate-flooring.html
CPSCの行った調査のデータをATSDRと CDCが解析したところ、特定のラミネート床材のホルムアルデヒド濃度は一般人に短期の刺激と一部の喘息悪化を誘発する可能性があることを発見した。長期暴露による発がんリスクは極めて小さい。これまでの研究で製品を家に設置してから1-2年で、上昇したホルムアルデヒド濃度は減ることが示されている。
調査報告書は以下
ラミネート床材検査結果−健康問題と解決法
Laminate Flooring Test Results - Health Issues and Solutions
February 10, 2016
http://www.cdc.gov/nceh/laminateflooring/default.html
Lumber Liquidators®で販売されていた2012年から2014年中国産の特定タイプの床材。
対策としては換気。エアフィルターは役にたたない。
もう2年以上経っているなら換える必要はない。
一般論として新しい製品は洗ったりしばらく外に置いたりすると室内に持ち込むホルムアルデヒドが減る。