食品安全情報blog過去記事

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農薬のサーベイランスの向上がミツバチの死亡調査に役立つ

Improved surveillance of plant protection products to help bee death investigations
28/01/2016
http://www.tukes.fi/en/Current-and-News/News/Plant-Protection-Products/kdfjslfj/
TukesとEviraが行った、2015年夏の農薬とミツバチの死亡の関連についての調査が完了した。実験室の分析ではミツバチの死亡に寄与した可能性があるのはジメトエートであった。Tukesは授粉媒介者を守るには農薬使用に注意が必要で、農薬の使用方法についてミツバチへの警告を再評価する。この事例を教訓に、農薬とミツバチの使用の関連に監視強化を行う予定である。
昨年の夏は農薬に関係すると考えられるミツバチの死亡がLoimaaで多くおこった。ミツバチの巣の近く(半径2km)の地元農家の農薬使用歴を調べ養蜂家の意見を聞いた。死んだミツバチは分析した。Loimaaのミツバチから死亡を説明できる濃度で検出されたのはジメトエートで他の農薬濃度は原因と考えるにはあまりにも低かった。
しかしジメトエートは消失がおこったハチの巣に最も近い農地由来ではなく、調査では由来を確認できなかった。ミツバチの行動を追跡するのは難しい。
(どこに行くかわからない蜂を放して、死んだからといって近所の農家のせいにしていろいろ禁止にするって、養蜂家のほうがならずものに見える。もちろん彼らは殺虫剤を全面禁止にしたいのだろうけれど。)